早朝ジョギング

f:id:m-kite:20200509135334j:plain

 

2020年のゴールデンウイークは早朝ジョギングで幕を開けた。

そろそろ初夏の陽気がやってきて、走るには暑くなってきた。今までは朝ごはんを食べてからジョギングをしていた。朝ごはんのメニューは、ライ麦パントーストに、とろけるチーズとマヨネーズ、目玉焼きをのせたもの。それとコーヒー。毎日これだけど、おいしくてまったく飽きない。

 

このご時世で旅行や特別な外出ができず、公園はいつもより散歩やジョギングの人たちで多くなってきている。ここでのジョギングは3、4年くらい前から行っていたが、今みたく多くはなかった。外出が制限されて、出かける場所や気分転換が公園しかなくなったからだ。暑さの問題もあるので、思い切って朝ごはん前にやることにした。

 

ジョギングというとマスクの問題がある。たしかに自分の周りではぁはぁしている人がいたら怖いし不快になるだろう。ゴールデンウイーク前からマスクをしてジョギングをしている人が増えてきて、さすがにマスクをしないとまずいなと、ジョギング用マスクをネットで注文した。しかし注文する人が多いせいか、発送がかなり遅い。到着はまだまだ先なので、近くのイトーヨーカ堂フェイスカバーを買ってきた。夏用の薄手の生地でUVカット、鼻から首まですっぽりとおおう筒状の布だ。伸び縮みするので被ると顔にフィットする。充分ジョギング用マスクになりそうだ。

 

これにサングラスをかけて走りだす。走りだしは軽い。安定した呼吸でいける。最近よくジョギングをしているし、毎朝の軽い筋トレのおかげだ。フェイスカバーは普通のマスクと違ってそこまでの息苦しさはない。しかし鼻と口にピタリとくっついているから、今までの感覚とは違う。慣れるだろうか。

 

近所を走り抜けいつもの公園とたどり着き、周回コースを走る。散歩している人、犬の散歩をしている人、同じくジョギングをしている人。年配者が多いが、若い人もいるし幅広い年齢層だ。ふと公園内の掲示板を見ると「歩行者、ジョギングはマスクを着用、使用は一時間以内」と掲示してあった。

 

ジョギングは鼻から吸って口から出す。はじめは楽だけどだんだん呼吸が深くなってくるにつれ、鼻から吸うのに少し抵抗がある。でも思ったより苦しさはない。家の近くで誰もいなかったから、フェイスカバーを外し外気を吸ってみる。マスクなしで吸える呼吸はなんて気持ちよいのだろう!今まで当然だと思っていた空気を吸えるありがたさに気がつく。

 

家まで45分のジョギングは無事におわった。朝飯前とはよく言ったものだ。朝飯前のジョギングは思ったよりやさしく無理なくできる。寝起きでも疲れることなく体はまるで自動操縦のように走れる。帰宅しシャワーを浴び、いつもの目玉焼きトーストとコーヒーの朝ごはんが一段とおいしく感じられる。

 

軽い疲れはあるが、爽快感のある気持ちよさだ。疲れるのになぜ?これは気のせいではない。ジョギングは幸福を感じ精神が安定するセトロニン(脳内ホルモン)を放出させる。太陽の光を浴びたり一定のリズムを刻む運動をすると、セロトニンが活性化する。運動開始5分ほどでセロトニンの活性化が始まり、30分前後でピークに達する。早朝ジョギングはまさに心身の健康にうってつけの運動だった。

 

走る奴なんて馬鹿だと思ってた

走る奴なんて馬鹿だと思ってた

 
究極ジョギングMIX〜毎日のランニングのお供に〜

究極ジョギングMIX〜毎日のランニングのお供に〜

  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: MP3 ダウンロード