ジョギング

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久しぶりにジョギングをした。思い返せば今年初のジョギングだった。休日だけどいつもの時間に目が覚めた。天気はよくあたたかなので、自然と気持ちは上向きになる。やんわりとした春の陽気が感じられる、やわらかな日差しだ。

顔に日焼け止めを塗り、ジョギング用の薄手の長袖シャツと長ズボン、ジョギング用のシューズをはく。紫外線防止のサングラスをかける。このサングラスはウオーキング用で、羽のように軽いのでジャマにならずストレスがない。レンズは鏡面加工になっている。

少し風が強い。遠くの木々たちがざわざわと揺れている。水色の空、白い雲がすうっと少しづつ移動している。小さな鳥がさっと横切るのが見えた。風が強いと花粉症が気になるが、シダキュア効果で効いているので薬を飲まずに走り出た。一応、薬はポケットのなかに忍ばせている。

近所の公園へ

近所を走り、大きめの公園へ向かって走る。いつものコースだ。公園は周回コースになっており一周約2km。

まわりには木がたくさん植えられていて、ちょっとした林のようになっている。綺麗な公衆トイレがたくさんあり環境がよい。散歩している人や、ジョギングしている人、子供用の遊具もあるから家族づれも多い。ベンチにはシニアの人たちがのんびりと座っている。周回コースの中は広い芝生になっていて、犬を連れた人たちが集まって雑談している。気の合うもの同士なのだろう。それぞれの犬もしつけられているようでおとなしい。

周りを見るともなしに、様々な景色が目に入ってくる。はやくも桜の花が咲いている。周回コースを囲むように、桜の木がところどころに植えてある。その半分くらいが咲いている。桜はやっぱり春らしい。

自分との対話だ

久しぶりのジョギングだから軽めにしておく。マイペースでたんたんと走る。1周2kmを15分で走る。このペースがちょどよい。走っていると、とりとめのない考えが浮かんできては消える。昔の出来事も浮かぶ。自分の心と向き合い考えが整理される。ジョギングは自分との対話だ。

それとは逆になにも考えない無の時間もある。ただひたすらにもくもくと走る。これも自分と向き合う行為だ。年々、筋肉が衰えて太りやすくなってくる。若い時は太らない体質でも、中年にさしかかれば誰でも避けられない。だからこうやってジョギングを続けている。誰も助けてくれない。自分の体は自分で守らなくてはいけないのだ。

ストレス解消にもなる。走る前は「めんどうだな」と思っても、走り終わって帰ると必ず「走ってよかった」と思う。ジョギングから始まる1日は充実感があるのだ。

家に戻るとちょうど45分経過していた。これもいつも同じペースだ。1時間以上走るときもあるが出始めは少しづつ無理がないように。今ブログを書いている最中も、足全体が少しだるい。でもそれはわるくない心地よいだるさだ。