雨の落ち葉

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雨降りの日。けっこうバラバラと降っているので、オレンジの色の傘をさして、茶色の長靴をはく。長靴は一足もっていると便利なので雨の日も快適になった。リュックサックを背負い近所へ買い物にいく。買い物は短時間でおわった。

あいかわず雨が降っている帰り道。歩道にぱらぱらと落ち葉がある。赤や黄色やオレンジ、枯れた茶色だの。紅葉して雨に濡れて、もっと色が濃くなっていて美しい。形と色がよい一枚の落ち葉が目にとびこんできた。車道には車の列が並んでいる。なんとなく人目をかんじるし、歩いている途中だから立ち止まることはしない。しかしちょっと気になる。「あ」と思ったときに行動しないと「その時」はなくなってしまう。そう、いつまでもその状況があると思うな。そう思って10歩くらい通り過ぎたあと、くるっと引き返しその葉っぱをひろった。

雨に濡れてツヤツヤとしている。なんてみずみずしい。よし、家に帰ったら写真にとろう。一枚ひろったらあとは勢いづいて気になる葉っぱを何枚かひろう。片手は傘、もう片手は落ち葉。落ち葉からはぽたぽたと雨がしたたり落ちる。

 

とりあえず洗面所に置いておいたら、赤っぽい汁がでている。紅葉のエキスは水で落ちてしまうのか。時間との勝負だからはやめに写真にとろう。落ち葉を水道水できれいに洗い、キッチンペーパーで水気をふいた。ストックフォト用に使いたかったので、撮影用の白のシートをひき、三脚でカメラを固定し写真を撮る。ランダムに並べたり、一列に並べたり。

 

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今朝は近所の公園へジョギングを一時間、ツヤツヤとしたどんぐりがたくさん落ちていた。長い間、拾っていた人も見かけた。また秋を探しに出かけよう。

 

落ち葉 (福音館の単行本)

落ち葉 (福音館の単行本)

  • 作者:平山 和子
  • 発売日: 2005/09/25
  • メディア: 単行本