手作りプリン

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プリン食べていますか?わたしは、たった今食べたところです。いいでしょう。しかも手作りプリンです。プリンは子供だけじゃなくて、大人だって好きな人が多いのでは。食べていると、不思議と童心にかえってしまうような気がする。プリン、って響きもいいね。ふるふる、プリンプリン、と揺れるさまが目にうかぶ。

たまに気の向いた時に手作りしている。いろんなレシピで試してみた。家にはオーブンがないから、レンジで作れるレシピだ。イマイチうまくいかなかったのは、レンジで低出力して少しづつ固め、余熱で火を通すやり方。加熱しすぎると「す(=気泡)」が入り、食感がよくない。この加減がむずかしい。様子を見ながら、低出力で何度もなんども温める。ならば余熱で固めようとすると、うまく固まらず、半分液体のままになってしまうこともあった。

今回、やっと失敗しないレシピにたどり着いた。レンジで温めなくても、ゼラチンで固めればいいんじゃない?と思いつき、探したらやっぱりあった「ゼラチンプリン」。たいていのレシピは甘すぎる。甘さ控えめが好きなので、いつも自分好みの甘さに調節している。

 

さぁ作ってみましょう。プリン好きな人はぜひ。簡単なレシピで、まず失敗しないと思います。手作りは安くたくさん作れるし、余計な添加物もなし。

材料は、牛乳、砂糖、卵、ゼラチン、バニラエッセンス(なくても可)だけ。

  1. 鍋に、牛乳(400〜450cc)、砂糖(大さじ3)を入れ、沸騰寸前まで温める。
  2. その中にゼラチン(7g)入れ、溶かす。
  3. ボウルに割り入れた卵(2コ)を泡立て器でカシャカシャかき混ぜる。
  4. 3のボウルに、2とバニラエッセンス(10滴ほど)を入れ、よくかき混ぜる。
  5. 小分け容器に入れ、冷蔵庫で冷やし固める。 

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実際に作ったプリン

・ゼラチンは沸騰させると固まりづらくなるので、決して沸騰させないこと。牛乳を入れた鍋のまわりが、少しふつふつしてくる程度でとめる。

・バニラエッセンスを入れると、ふんわりバニラのよい香りがただよいます。

・砂糖は、ハチミツでもなんでも好みの甘味料で。わたしは「きび砂糖」と「ラカント」を使用、半分くらいをミックスしている。「きび砂糖」は白砂糖にくらべ、栄養価が高くまろやかな甘さでコクがある。もうずいぶんと前に白砂糖はやめた。「ラカント」は天然素材で作られた、カロリーゼロ・血糖値をあげない甘味料。かなり優れている甘味料だけど、値段が高い。

・小分け容器は百均の透明の蓋つきプラスチック容器が便利。これに入れると「わぁ、お店で売ってるプリンみたい」。100ccほど入る小ささだけどこの量で満足する。

・アレンジ:純ココア大さじ2ほど入れると、ココアプリンになります。

 

冷蔵庫を開けると、ひんやりプリンが、ちんまりと居座っている。見てほほえましい、食べておいしい、ちいさなしあわせ。冷蔵庫にプリンが居座っているって、なかなかいいもんですよ。