今年はエアコンの暖房つけなかった

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今年は暖冬だった。なんと、エアコンの暖房を一度もつけていない。こんなの生まれてはじめてのことでビックリ。いつも過ごしているリビングにエアコンがあり、夏には冷房、冬には暖房をつけ、過ごしやすい春秋にはお休みになる。それが今年に限っては一度も暖房をつけずに過ごしたのだ。いくらなんでも真冬にノー暖房だなんてすごい。

あ、暖房つけてないと言ってもエアコンの暖房のことで、ほんとに寒い真冬は足元に小さい電気ストーブをつけていた。ミニだよ、小さいよ(言い訳)。足元を温めるとだんだんと体全体が温かくなり、けっこう大丈夫なものだ。

あとはとにかく衣服で防寒する。ズボンの下にタイツをはき冬用の厚手の靴下をはく。上にもあたたかなセーターやフリースを着込む。さらにネックウォーマーやレッグウォーマーもつければ万全だ。あ、いま雪だるまみたいな人を想像したでしょう。そこまで着膨れはしてないよ。ピンポンと宅配便の人が来ても「ハーイ」とそのまま出れるおかしくない格好だ(と思う。まぁ着膨れしてても出るけど)。

新しいエアコンなのでもともと節電型にはなっているけど、使わないのがなにより節約に効く。案の定電気代は安く、エアコンを使っていない春秋と同じ最安の料金だった。やったぁ。ちなみに寝る時の電気毛布も使わなかった。

暖冬のおかげで桜の開花もはやいようだ。ちょうど今日、東京では早くも開花宣言がされている。休みの日は桜を見に行こう。わたしの心もウキウキと春めきたってきた。レジャーシートをひいて本格的なお花見はしないけど、ぶらぶら散歩するのが好きだから、歩きながら桜を求めて移動しよう。川沿い、街道沿い、けっこうあちこちに桜並木はあるもんだ。もちろん一本の桜の木だっていい。

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暖冬で喜んでいる人もいれば、その反対で喜ばない人たちもいる。スキーなどウインタースポーツは雪が積もらないとできない。農業は土が凍るのを防いでくれる雪がないと困る。また雪は動物の食害から守ってくれる。熊は冬眠から早く寝覚めてしまって、エサをもとめて人里に降りてくるので、さまざまな生態系に影響をおよぼしてしまう。困ったことだ。被害を受けている人たちには切実な問題だ。

暖冬とは反対に、4月になって雪が積もったことがあった。あれはいつのことだったか。10年20年前かなぁ。積もり方は尋常ではなくけっこうな量だった。朝仕事に行くのに、ざくざくと雪をかきわけて歩くのが大変だった。雪国では当たり前だろうけど東京では珍しい。思わず雪だるまを作っちゃったりして。