ヨーグルト作り

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「趣味はなんですか?」「ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作ることです」。牛乳1リットルパックがまるまるヨーグルトになるのだ。夕食後のデザートに毎日ヨーグルトを食べている。甘さが入っていないプレーンが好み。

プレーンといっても種類はたくさんある。ブルガリアビヒダス、ナチュレ恵、小岩井生乳100%ヨーグルトはよく食べた。子供のころブルガリアは粉砂糖がついていたのでふりかけて食べたものだ。今と違ってけっこう酸味があって、甘さなしでは食べられなかった。今はあまり酸味がないマイルドな味になってしまった。時代とともに味が変化している。

 

家ではヨーグルトの消費が多いので、ヨーグルトメーカーが重宝している。どれにしようかと調べていたら、ヨーグルトだけでなく多彩に作れるものがあった。「プレーンヨーグルト」「カスピ海ヨーグルト」「甘酒」「塩麹」「飲むヨーグルト」「納豆」「水キムチ」「フルーツビネガー」「梅シロップ」などなど。「プレーンヨーグルト」は専用カップで水切りして「ギリシャヨーグルト」(塩をたせばクリームチーズ)を作ることができる。これはすごい。ヨーグルトのみを作れるメーカーもあるが、どうせ買うならと、多彩な機能がついたアイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー(リンク先はAmazon)を購入。

 

 買ってから2年くらい経つけど、週に2回ほど作っている。これは本当に買ってよかった。使いまくっているのでもう元は取れている。それまではスーパーの特売日に「ナチュレ恵」を4、5個ほどまとめて買っていた。買う手間もあるし持ち帰りが重くて大変だった。それも解消されて楽になった。

 

作り方は、牛乳とヨーグルトを9:1の割合で混ぜセットするだけ。1リットルの牛乳パックなら100mlとりのぞき、100gのヨーグルトを入れる。牛乳パックごとセットできるから手間がない。プレーンヨーグルトは42℃で加熱され9時間後にできあがる。牛乳パックまるまるヨーグルトになっている。できたヨーグルトを種にして、さらに作ることができる。手順を図にしてみた。 

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ヨーグルトを一個買うだけでこんなに増殖できる。全体の数はどうなるのかは、下の図をごらんください。

できた種を小分けにすると、3回目では牛乳1ℓサイズ400本ものヨーグルトが作れる。公式ページには書いていないが、小分けしたヨーグルトはビニール袋などに入れ冷凍保存できる。自然解凍か、水につけて解凍し、完全に溶かしてから(液体になる)ヨーグルトメーカーで作る。あわててレンジで温めてはいけない。種が変化したのかうまく固まず失敗した。

 

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買ったヨーグルトで作って1回目、それを使用して2回目、3回目までは普通に作れた。やりすぎるとちゃんと固まらず、とろみのある液体になってしまう。味はおかしくはないが、ヨーグルトというより牛乳の味だ。雑菌が入ってしまって菌が弱くなってしまったのだろう。

 ヨーグルト菌はデリケートなので取り扱いに気をつける。ヨーグルトをかき混ぜる棒や長いスプーンが付属されているが、使うときは熱湯消毒をする。最初はやっていたが、今はやってない。使う前にさっと水道水で洗ってから使っているけど大丈夫だ。

 

結局、ヨーグルトメーカーで作ると金額はいくら得なのか。

ヨーグルト(160円)牛乳(200円)で計算

1回目 1ℓのヨーグルト:240円 (400g換算:96円)

2回目 1ℓのヨーグルト:224円 (400g換算:89.6円)

3回目 1ℓのヨーグルト:202.24円 (400g換算:80.896円)

 

ヨーグルトと牛乳の金額によって変わってくるけど、種つぎしたらほとんど牛乳代だけでヨーグルトが作れてしまう。店で買って持ち運ぶ労力からも解放されるし、お家で手作りするのも楽しい。ヨーグルト好きの人にぜひおすすめしたい。

色々試した結果、「ビヒダス」がまろやかで味のバランスがよく、最後までおいしく食べられる。「ブルガリア」は最後のほうになると少し分離した感じになり食感がイマイチだった。ヨーグルトと牛乳の銘柄の組み合わせは無限なので、自分好みのヨーグルトを追求するのも楽しいだろう。

 

ヨーグルト以外では「梅シロップ」を作った。なんと8時間でできる。味もなんら問題はない。夏には青梅を買ってよく作った。水で割るのはもちろん、炭酸水で割るとシュワシュワと爽やかでおいしい。キウイやパイナップルとお酢で作る「フルーツビネガー」も作ってみたい。「納豆」好きだが、まだ挑戦はしていない。

 

 ヨーグトメーカーにちょうどいい便利な保存容器

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Seria ロックパックスクエアL 980ml

このヨーグルトメーカーは牛乳容器そのもので作れるのが利点。しかし、残り少なくなると付属の長いスプーンでとりだすのが大変で、手にべたっとついてしまう。口コミで調べたら百均ダイソーでちょうどいい保存容器があるという。「ロックポットスクエアL 980ml」

よく似たのがセリアあったので購入。おそらく同じだと思う。「ロックパックスクエアL 980ml」たしかにヨーグルトメーカーにぴったり。この容器でヨーグルトを作る。フタが立つので取り出しやすく、手につかない。これでストレスがなくなり完璧なヨーグルト生活となった。