トイレの夢から覚める

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いつも見る夢

トイレの話なので、お食事中の人は読まないでください。

トイレに行きたいけどこんな場所でできない、と思ったら夢だった。今朝も見た。おそらく一ヶ月に1、2回は見ていると思う。みなさんもそうではないのかな。

今朝見たのは、トイレを見つけたのはいいけど薄汚れている。和式便器で、なぜか便器の長さが手動で変えられ、自分の手で長短変えなくてはいけない。しょうがなく自分の体型に合わせて、というところで目が覚めた。夢でよかった。尿意をもよおしていたのでトイレに行き、安心してまた眠った。

またある時は、トイレの入口を開けたら、たくさんのトイレがあった。推定50位?かなりの数があるが、仕切りもなく隣の人との距離が近い。並べ方も雑で、縦横・上下の高さもさまざまでメチャクチャなレイアウトだ。とても個室とは言えず、困り果て、夢から覚める。

またある時は、トイレに行きたい私を誰かが案内した。「いやいや、これトイレじゃないでしょう。便器すらないし」。座布団が敷かれているただの椅子のような、仕切りもあるんだかないんだか、どう控えめにみてもトイレじゃない物体だった。

夢の決まりごと

夢のパターンはいろいろとあるけど、決まりごとがかならずある。決まってトイレが汚い。うらぶれた公衆トイレのような、一目見てそっと扉と閉じてしまうようなトイレ。不思議と臭いは感じない。夢では嗅覚を感じないのかな。

仕切りがなかったり、まわりに人がいて、落ち着いて用を足す環境じゃない。困ったなぁというところで、夢から覚める。必ず尿意をもよおしている。これが決まりだ。

ちゃんと意図がある夢に感謝

なぜいつも不快な夢なのか考えた。居心地がいいトイレだったら、何の疑問ももたず、おねしょしてしまう。人目もなく、快適できれいな個室だったら安心して用が足せる。それでは困ってしまうでしょう。布団のなかでしてはいけないし。

子供の時は、おねしょした記憶がある。みなさんもそうではないのかな。大人になるにつれ、「ちゃんとトイレでしなさい」と脳からの命令が届くのではないか。小さい頃のしつけで、ちゃんとトイレで用を足すという体のしくみができている。うまくできているものだ。

 

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水中カメラで撮った宮古島の海

海の中での尿意

宮古島で、はじめてのシュノーケリングをした時のこと。ガイドが付き添い、ウエットスーツを着て海のなかを眺めた。それはもう神秘的な光景だった。見たかった、オレンジと白のかわいいカクレクマノミも見れた。

しばらく泳いでいると、体が冷えてきたせいか尿意をもよおしてきた。けれどもまだ岸には戻れない。だんだんとお腹が張ってきて、強烈な尿意がおそってきた。「海の中なんだから、してもいいよ」とお腹にいいきかせるのだが、出ない。いくらお腹を強く押しても出ない。体は「トイレじゃないところでしてはいけません」とがんばっているのだ。お腹が痛くなってきた。「とにかく力んでいる全身の力を抜かないと」と思い、全身の力を抜いてやっとのことでできた。今までで一番の苦しさだった……。

その状況は知らないガイドの人は、泳ぎもせず脱力して遅れをとっている私に向かって「早く来てください!」と叫んでいた。