再利用図書をもらう

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図書館を愛用している。家からわりと近く、歩いて行ける距離なので気楽だ。予約の図書が届いたので、今日も行ってきたばかり。

 

タイミングよく、再利用図書があったので気になるのをもらってきた。再利用図書とは、廃棄予定の本をタダでもらえるのだ。先日は、料理のレシピ本をもらおうと4冊ほどキープしていたのだが、あらためてざっと読んでみたら必要ないと判断し、棚に戻した。本は数が多くなると持ち運びが重たくて大変。それなりに興味があるものでないと、家に持って帰っても見ないので、よく考えて持ち帰ろう。

 

今日もらってきた再利用図書は4冊。

 

カオマゲドン」1200円(+税)

ユニークな顔の表紙が目をひく。動物の顔、水中生物・深海魚の顔、虫の顔、大地の顔(木や岩・雲・月)、建物の顔。それぞれのユニークで面白い顔や、インパクトのある顔。生物ではないが、意志を持った顔のように見える写真が掲載されている。

私は写真を撮るのが趣味なので、とても楽しめる写真集だ。外出てスナップ写真を撮るとき、顔のように見える木やシャッターを見つけると撮ってしまう。ふとした時間に手に取ると、気持ちがなごみそうな本だ。

カオマゲドン faces of wonder

カオマゲドン faces of wonder

  • 発売日: 2011/03/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

「思わず人に話したくなる モノの仕組み ふしぎ雑学」770円

ちょっとした雑学本。この手の文庫本は、ブックオフで100円コーナーでたくさん売られている。パッと見、面白そうでつい手にとってしまう。ちょっと中身をのぞくと、

「宇宙で作られた日本酒がある! ?」「6500万年に1秒しかズレない時計がある! ?」「ICカードは0.1秒で情報を処理していた! 」「コピー機は静電気で動いている! ?」「シロアリ塚をマネたショッピングセンターがある! 」「世界一薄い和紙は0.02ミリ! 」「カメレオンのように色が変化する塗料! 」などなど。しかし定価で買うのは抵抗がある。どれも短い雑学で気楽に読めるから、隙間時間や旅行のときのお供によさそう。

思わず人に話したくなる モノの仕組みふしぎ雑学

思わず人に話したくなる モノの仕組みふしぎ雑学

  • 発売日: 2015/08/17
  • メディア: 文庫
 

 

 

「おじさん追跡日記」1000円(+税)

ベストセラー「おじさん図鑑」のつづき。「おじさん図鑑」は読んだ時があり「こんなおじさん、いるいる!」と思わず笑ってしまう楽しい本だった。なので「おじさん追跡日記」を見かけた瞬間にゲットした。著者が、政治家から元祖フリーターなどさまざまなおじさんにインタビュー。飲んだり、お店をたずねたりしておじさんを探ったリアルな記録がのっている。どれも興味深いおじさんばかりで、じっくりと読みたくなる本だ。

おじさん追跡日記

おじさん追跡日記

  • 発売日: 2013/11/25
  • メディア: 単行本
 

 

 

「先生のための著作権入門の入門」1500円(+税)

仕事柄、著作権の知識は必要なので手に取った。2006年と古い本だが、基本的なことは変わらないし役立つだろう。タイトルの通り、学校の先生向けだ。

 

近年「デジタル万引き」が問題になっているように、著作権の問題は他人事ではない。「デジタル万引き」は書店で本は買わず、必要な部分だけ写真撮影することだ。書店は万引きに加え、この「デジタル万引き」でかなり売上が落ちている。これは「窃盗罪」にはあたらず「著作権侵害」なので損害賠償を請求される。さらに悪質な行為は刑罰も受けることがある。

 

さて本の一部内容。「市販の問題集のなかから問題を選んでコピーするか印字して、授業中に生徒に配ってもよいでしょうか?」→著作権者の了解をとらずにコピーすることはできない

「学校のホームページに、本の中の文章や、アニメのキャラクターをのせてもよいでしょうか」→アニメのキャラクターや写真は、著作権者の了解をとらなければならない。他人の著作物の一部を掲載したいのなら、引用した出所を明記すること。

著作権の問題、ディズニーはとくに厳しいですね。小学校の卒業記念に、プールに描いたミッキーの絵が「著作権侵害」となり消されたニュースは覚えている。

 

先生のための著作権入門の入門

先生のための著作権入門の入門

  • 作者:尾崎 茂
  • 発売日: 2006/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

以上、4冊の再利用図書をもらってきた。新品で買ったら結構な金額なのでうれしい。本が少なくなると随時、別な本が追加されるので見逃せない。明日も行ってこようか。