カフェインレスコーヒー
家ではなるべくカフェインレスコーヒーを飲んでいる。コーヒー好きだと1日に何杯も飲んでしまうからだ。
朝食時にトーストと1杯、10時休憩、昼食後、3時休憩、夕食後、多いと1日5杯飲む。小さめコーヒーカップだが、気になったので正確な量をはかってみたら140mlだった。夕食後はもっと小さめカップで100ml、コーヒーフェスティバルで購入したもので、ちょこっと飲みたいときに便利だ。マグカップは大きすぎて飲みきれないので持っていない。
「コーヒーと頭痛」で書いたが、長年のコーヒーの飲み過ぎでひどい頭痛になった。それにこりてコーヒーメーカーも捨ててしまったし「一生コーヒーは飲まない」と決心した。あれほど長年好んで飲んでいたのに、ちっとも飲みたいと思わなかった。胃と心にやさしい白湯を飲んでいた。
しかし数ヶ月ほど経ったら、またなんとなく飲んでもいいような気になり、1杯飲んでみた。「うん、飲める」。そしてまたふつうにコーヒーを飲むようになった。
カフェインレスコーヒーを飲みはじめて数年は経っただろうか。色々な種類が発売されているが、「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」を定番で飲んでいる。その前からネスカフェの「レギュラーソリュブルコーヒー」を愛飲していた。
「レギュラーソリュブルコーヒー」とは、微粉砕したコーヒー豆とコーヒーの抽出液を混ぜ合わせたインスタントコーヒーだ。 インスタントコーヒーとしては、香り高く本格的な味わいで、はじめて飲んだときは「インスタントコーヒーなのにバカにできない」と驚いたものだ。それ以来、銘柄はたまに変わるものの、ネスカフェの「レギュラーソリュブルコーヒー」を愛飲してきた。
ネスカフェのカフェインレスも同じ製法で作られている。ふつうのコーヒーに比べると味香りともに少し物足りない気もするが、ここまでの味だと上出来だろう。カフェインは、山の天然水で97%除去されているから体にもやさしい。夜でも気にせず飲めるので夕食後にも飲んでいる。食後のコーヒーはリラックスできるし満足感がある。
他社のカフェインレスもいくつか飲んだが味わいはまるでちがう。ネスカフェの味に慣れていると、物足りなく味はイマイチだ。
ふつうのコーヒーを飲んでいてなんとなく胃がだるい、でも休憩でコーヒーを飲みたいときはカフェインレスにすると、まったく不快感がなくコーヒーを楽しめる。これがカフェインの作用か。カフェインレスはふつうのコーヒーに比べて値段が高い。なので夜だけはカフェインレスにして、あとはふつうのコーヒーも飲んでいた。
ふと「カフェインは貧血の原因」という記事を目にした。昔から軽い貧血気味で、たまにふらっとするときがあった。鉄分は体への吸収が悪く、カフェインは吸収をさまたげてしまう。今まで知らなかったので気になってしまった。
それにカフェインは利尿作用があり、普通のコーヒーを飲むとトイレが近くなってしまう。カフェインレスにするとそんなことはない。その差は歴然としていて驚いてしまう。
外出したときは、コンビニコーヒーやカフェなどでドリップコーヒーを飲んでいる。カフェインレスはたまに見かけるが割高だし、そこまではこだわっていない。それぶん、なるべく家ではカフェインレスを飲もうと思う。