花粉症になって25年

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 ◆花粉症歴

私の花粉症は長い。田舎から都内へ上京してから発症した。花粉症になってはや25年、この道はベテランと言ってもいいのではないか。あまりに症状がひどく仕事を早退した時もある。薬を飲んでも、水っぱながとまらず、鼻をかみすぎて鼻の下が赤くなり痛い、むずむずクシャミを連発し、目は痛いは頭痛もする。とても仕事をやってる場合じゃない。季節外れの5月の外出時にひどい症状が出た。もう花粉の時期は終わったと思ったから薬を持っていていない。たまらず薬局で買って飲んだ。これは何度も経験している。

 ◆花粉症だが洗濯物は外に干す

家に乾燥機はないので、洗濯物や布団の下にしく調湿シートは外に干す。取り込む時はパタパタとはたく。洗濯物をたたみ、その後掃除機をかけることもある。部屋にいても花粉を感じることが多いので、掃除機はまめにかけたほうがよさそうだ。

◆部屋のなかでの予防

家の中では、空気清浄機を花粉モードにしてつけている。SHARPプラズマクラスター付のものだ。空気清浄機はかなり効果がある。朝起きて花粉モードにすると、ガーッと音がして花粉を吸い込んでくれる。吸い取っているときは赤いランプがつくのでわかりやすい。ふだんは静かな音だ。掃除機は週に2、3回ほど。掃除機かけても、ベランダや玄関からかなりの花粉が入ってくる。

ちなみに、この空気清浄機には加湿モードがあるので、乾燥しがちな冬にも役立っている。また、コンロでや焼き魚をしてにおいが気になる時は、「パワフル吸じん」にしてにおいを吸い取っている。一年中活躍してくれる頼もしいやつだ。

 

 

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◆市販の薬を飲む

病院で薬をもらうほど切実ではない。今まで市販の薬を飲んでしのいできた。値段が安くて効きの強い鼻炎薬「ストナリニ」を飲むことが多かった。1日1錠でいいから楽だ。しかしこの薬は喉が渇いてカラカラになる。評判のよい「アレグラFX」も飲んだことある。よく効くのに眠くならないし、喉も乾かないし、不快感もない。たしかによい薬だと思う。しかし値段が高いのでそんなに続けて買うことはできなかった。

最近ではハピコム(イオングループが展開するプライベートブランド)の鼻炎薬「クニヒロ」を愛用している。家の近くのドラッグストア、ウエルシアで買っている。市販の薬のなかで一番安く、1日3錠なので体調にあわせて量を調節することができるのがいい。まずは1錠だけ飲む。「ストナリニ」みたく効きが強すぎることがないので安心だ。いまいち効かないと感じたらもう1錠飲めばよい。こうやって様子を見ながら少しづつ調節し、喉が渇いてカラカラになるのを防ぐ。

 ◆マスクと花粉症用メガネ

外出する時は、マスクと花粉症用メガネをつけている。マスクはもちろん必須だ。マスクがあるなしでは効果がかなり違う。メガネは去年初めて買った。ドラッグストアで千円ほどで、フレームの色も何種かあった。きれいめ透明な茶色のフレームを選んだ。色も見た目もなかなか洒落ていて、かけるのに抵抗がない。マスクをしてメガネをすると、すこしメガネが曇ってしまう時もある。ふだんメガネをかけ慣れていなので、視界が妨げられたりしてわずらわしくなって外してしまうこともある。それでも花粉をだいぶ防げているので手放せないアイテムだ。

 ◆コンタクトレンズに花粉がびっしり付いている

メガネで花粉を防げていると実感しているのには、ちゃんと理由がある。私はハードコンタクトレンズをつけているのだが、外出から戻って、洗面所で外してレンズを見ると、びっしりと花粉がついている。肉眼で見えるのだ。はじめて見た時は驚いた。いっぱいついて透明なレンズが半透明くらいに濁って見える。少し水をかけたら何百個か?細かい花粉がサッーとレンズの表面を流れるのが見えた。あまりに多く正確な数はわからないが、とんでもない量だった。それを経験してからは、帰ったら必ずコンタクトレンズを外して洗うようにしている。目も水道水で洗う。メガネをかけても、外して見てると必ず花粉はたくさん付いている。外に一歩も出ない日はどうなんだろう。気になって夜外す前に見てみた。なんと花粉が数10個とついているではないか。どうりで部屋の中にいても花粉を感じるわけだ。さらに気になったので、朝起きてレンズを付ける前に見てみた。なんと片方のレンズで花粉が10個位ついている。寝る前に水道水で表面を洗い流し、専用の洗浄剤で軽くこすりし、保存液に浸しているのに。こすり洗いが足りなかったようだ。これからは、すべての花粉がなくなるまで綺麗にしようと心に決めた。